土居正博先生の国語本を読み終えました。
「現状維持は衰退」の考えのもと、目の前にある常識を疑い、絶えず考えと手法をアップデートしていく姿勢を示しています。
自分自身囚われていた常識、例えば「物語を読ませてから最初に感想(初読の感想)を書かせる」など、にも気付かされました。
そして、自分が常識に囚われているところはこだわりがないところ。だから、常識というか前例踏襲やそれまで行われていた手法、自分が受けた教育を踏襲してしまっていることにも気づきました。
奇をてらったやり方ではなくても、少しでもさらに良い方法はないかを考えることは忘れないようにしたいと思います。
これまでの自分の国語の授業を見直すきっかけになりました。
以下、ピンときた提案
1.教えたいことを間接的に問う
2.初読では「あらすじ」を書かせる
3.ある程度みんなで読んでから、問いを出させる
4.根拠だけでなく、意見の理由付けを問う(~と書いてあるから、何ですか?)
11.段落ピラミッドを使う
20.書く意欲にこだわって指導する
22.原稿を要約したもので話させる