【読書】ヴィランティ牧野祝子『国際エグゼクティブコーチが教える人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック』
塾の仕事に活かすために以下の本を読みました。
勉強を教え、テストの点数を気にしている生徒を対象にした仕事をしている以上、彼らへのフィードバックは欠かせません。
教室長は生徒との面談を通じてフィードバックをしていますが、日々の授業で生徒と関わりをもっている自分自身のフィードバック力を高めようと思い、この本を手に取りました。
フィードバックの前提の関係づくり
ポジティブフィードバックを行うには、まず、受け取る側の状況を整理し、素直に受け止められる環境、ルールづくりが必要です。
なかでも、部下が素直に、ポジティブに、あなたの言葉を受け取れるような人間関係を構築しておくことが、ポジティブフィードバックの組織での定着へと繋がります。(p.35)
ポジティブフィードバックをしたとしても、それをお世辞や上辺だけの言葉だと受け取られては効果がありません。
人間関係を築くことがポジティブフィードバックの効果を高め、またポジティブフィードバックによって信頼関係が構築されていくという相互関係があるのではないかと考えました。
ポジティブフィードバックの4基軸
ポジティブフィードバックの土台にあるのは、「承認」です。
特に、以下の4つの「承認」が基軸となります。
1 成果・結果に対して、承認する【結果承認】
2 相手が行った行為(まだ結果が出ていないものも含む)に対しての承認【行為承認】
3 相手の存在を承認し、大切に扱う【存在承認】
4 将来(未来)の可能性について信じ、期待し、それを肯定的に応援する【可能性承認】(p.59)
どんな場面でフィードバックは与えられる?
それぞれの「承認」について、どのような場面で自分が生徒にポジティブフィードバックを与えられるか考えました。
1【結果承認】
テストの点数が良かったとき。
2【行為承認】
生徒が集中して課題に取り組んでいるとき。宿題を忘れずにやってきたとき。疑問点をそのままにせず、質問をしてくれたとき。振り返りを丁寧にしていたとき。休まずに塾に来たとき。
3【存在承認】
生徒の入室退室のときの挨拶。雑談をしているとき。
4【可能性承認】
テストの点数が目標に届かなかったとき。※生徒の日頃の取り組みが良い場合。
思いつくままリストアップしました。これらを見て、気づいたことです。
- 「存在承認」は挨拶を通じて、塾への毎回の来室・退室時に行うことができる。日頃の積み重ねが大事。前述したポジティブフィードバックを働かせる前提となる人間関係を構築するのにつながっていると思われる。
- 「行為承認」は塾での生徒の日常的な頑張りについて与えることができる。
- 生徒の日常の頑張りに「行為承認」を与えなかった場合、生徒にフィードバックを与える機会は「存在承認」を除けば、定期テストや実力テストの点数が出たときの「結果承認」か「可能性承認」だけになってしまう。年に数回のみ。
- テストの点数が目標点数に届けば「結果承認」、結果が振るわなければ「可能性承認」を与えるという分岐になる。
フィードバックの頻度は細かく沢山が大事だとされています。
そう考えると、生徒の日常的な頑張りに気づき、取り上げて、「行為承認」をするのが良いでしょう。リストアップした以外の部分でも、自分が気づけていない「行為承認」を与えられる場面があるかもしれません。もしもお気づきがあれば、コメントで教えていただけると幸いです。
「結果承認」は大きなフィードバックの機会ですが、一方でテストの点数が目標点数に届いたときに限って与えられるという条件付きの承認になります。これは気をつけるところです。
最近の出来事で思い出すことがあります。
先日、テストの結果が返された男子生徒がいました。結果は今までのテスト点数(塾に通う前)に比べるとなかなかいいほうです。そこでの会話です。
自分「テストの点数が今までよりよかったね。勉強頑張ったの?」
男子生徒「いや、そんなに。」
自分「そうなんだ。頑張らずとも結果が出るということはあるし、塾に通っている分の勉強の成果が出たのかもしれないねー。じゃあ、今日やる内容は……」
この場面での自分は成績が良かったことに対して、塾での頑張りは除いて、さらっと流しています。
なぜなら、本人曰く、頑張ったわけではないと答えているから。
流したのはそれはそれで良かったと思っています。頑張ってもいないのに結果を褒められてもさほど嬉しくはないからです。(今、思えば「塾で頑張っているよね!」と塾での取り組みを褒めるのが良かったかもしれません(行為承認)これは事実だから。)
「頑張った。そして成果が出た」というときに「結果承認」を与えるのが効果的なのではないでしょうか。
「可能性承認」についても注意が必要です。
点数が振るわなかった場合、今回は結果につながらなかったことは認めつつ、日頃からの生徒の頑張りについてフィードバック(行為承認)を改めて伝え、それを続けていけば実を結ぶこと(結果につながること)を「可能性承認」しないと効果は薄いと思います。
続けていけば、きっと良くなるという可能性は伝えないといけないでしょう。
一方で、塾の課題に取り組まないなど、取り組みに課題がある場合は今のままではよくないということをフィードバックすることも大事だと思いました。
日常的な「存在承認」「行為承認」のフィードバックを大事にしたいです。
憂鬱から抜け出した、もしくは憂鬱を受け入れた……?
2週間ほど前はこんなエントリーを書いていました。
今はどうか?
以前は出勤前に吐き気を催すこともありましたが、今はそうなることもあまりなくなりました。
「仕事行きたくないーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
から
「はぁ、仕事か、行くか……………」
ぐらいの憂鬱具合に軽減(?)されました。
その間にしたことといえば、人に相談したこと。
例えば、同僚の講師。
生徒との人間関係の築き方を褒められたり、教員としての経験もあるのだから自由にやりたいようにやってみてもいいと言ってもらいました。
自分は努力型人間ですが、努力したことに自信をもったり手応えを感じたりすることを苦手としています。そんな中で、同僚から労いの言葉をもらい、嬉しくなりました。
例えば、教室長。
授業の進め方や教え方を褒めてもらいました。褒められるのはありがたいですね。
両者に相談してから、以前よりも肩の力を抜いて、塾で教えられるようになっていると感じています。
以前は、塾の教え方のマニュアルを頑なに守り、その通りにしなければと思っていましたが(マニュアル人間なので、マニュアルがあることはありがたい)、今はマニュアルを守るところと崩してもいいところ、アレンジしてもいいところを区別しながら、教えられるようになっています。
この調子でやっていきたいです。
仕事は憂鬱。憂鬱な仕事。
ここ一ヶ月の塾への向き合い方。
午後からの労働が憂鬱だ。労働自体が嫌なのか、仕事の内容が嫌なのか。おそらく後者。
— ハチハム (@hachi_koooh) 2024年5月11日
明日も仕事かー
— ハチハム (@hachi_koooh) 2024年5月17日
塾の仕事に対して憂鬱な気持ちになることが増えました。
手持ちの日記帳にも「憂鬱」という字をよく書いています。
理由は以下の通り。
- ダブルワークのため、両方の仕事の休みが重なる日が少ない。週6でどちらかの仕事が入っている。そして、週1の休みを死守。
- 日々働いている一方で、トータルの給料は両方を足しても低い。
長く続けられない働き方だなと思います。
生徒に対しても思うことがあります。
熱心にテキストの問題に向き合っている生徒がふとした時に時計を見て授業の残り時間を気にするのと、問題を解く時間よりも手遊びの時間が長くて、ヒントを出しても上の空の生徒が時計の時間を気にするのとでは、同じ行為でもこちらの受け止め方は違うよ。人だもの。
— ハチハム (@hachi_koooh) 2024年5月18日
ズルをしたり嘘をついたりした生徒が次から真面目に勉強に向かっていても、疑った目で見てしまう。自分が根に持っている。「こちらだって人間だからそういう目で見るのもしょうがない」と「根に持たずに水に流したい」という思いの狭間。
— ハチハム (@hachi_koooh) 2024年5月20日
根に持たずに水に流せばよいと思いつつも、ズルズルと引きずってしまいます。
なんとかしたいものですね……
一方で
以前はこちらが一方的に解説することが多かった生徒が、ここ最近自分から質問してくるようになった。分からないところは追加の質問をして、食らいついてくれる。その姿勢が嬉しい。
— ハチハム (@hachi_koooh) 2024年5月19日
このような喜びを見つけることができました。
そういうところに注目していきたいです。
【未だに緊張する】20240506(月)今日の振り返り
- 日記にサブタイトルをつける。あとから振り返りやすくするため。
- GW最終日に開塾。仕事が始まることに憂鬱さを感じていた。憂鬱な気持ちを持つこと自体に自己嫌悪していたが、「じゃあ、反対に『仕事が再開する。嬉しい!』と思うことを目標とするのは違う、無理、不可能」と考え直し、休みが終わるのが嫌なのは誰しも持つ気持ちなのだと受け入れる。
- 塾。口の乾き。目の乾き。顔汗が出る。トイレが近くなる。緊張が身体症状に出ている。塾で働き始めて半年は経つのに、未だに緊張している。向いていないのではないかという考えになる。
ダブルワーク
夕方から塾の仕事をしていましたが、今年度の4月になっても講師の話が来ないことが分かり、朝から昼間の時間に別の仕事をすることに決めました。いわゆるダブルワークですね。
ジャンルとしては肉体労働に入るでしょうか。平日昼間の8時から12時まで、昼食を挟まないで働いています。
塾のほうは頭を使う部分があったり、生徒との人間関係に気を使うことがあったりするので、昼間の仕事は良い意味で、頭や気をつかうことが少なく体を動かすことが多い仕事を探していました。先週から働いています。
夕方は勉強を「教える」側。
朝~昼は仕事を「教わる」側。
1日で両方の立場を経験していますが、メリハリがついて良い感じです。
仕事を教わりながら、教える側がどういう雰囲気だと質問がしやすいのかなど、考えさせられ勉強になります。
配属された部署は笑いがあって明るい部署で、職場の先輩達からは分かりやすく仕事を教えていただき、質問もしやすい環境です。ブラック企業の紹介文みたいな言葉が並んでしまいましたが、本当に良い意味でそうなんです……!
懸念点。
昼間の仕事は肉体労働のため、家に帰って昼食を食べて昼寝をすると、疲れているせいか今までより長めの昼寝の時間をとらないと、疲れがとれない。長めの昼寝をとると、塾への出勤準備の時間になっている。塾にむけて勉強の時間やその他の時間をとることができていない。
あと、昼間の仕事も塾も冬に忙しくなる仕事。両方が忙しくなったときに、両立ができるのか。
先のことを考えれば不安になりますが、とりあえず今にフォーカスして働いていきたいです。
20240408-0418今週の振り返り
- 生徒との雑談(授業導入)に気をつけた週だった。それなりにできたと思う。雑談では何を話したかよりも気軽に話せるという雰囲気づくりを大切にしていこう。
- 4月に入り、来週から授業もそろそろ始まる。疲れが出たり行事などで授業に集中できない生徒もいそう。合間に雑談をいれるなど、こちらが緩急の時間をつくることで、メリハリをつけ授業に取り組んでもらうようにしたい。
20240412(金)今日の振り返り
- 1コマのみ。
- メンタルの波の上がり下がりが激しくて、授業に気持ちが向いていない生徒がいる。無理矢理にでもやらせてもしょうがないというか、無理強いしても学習に取り組めないと思われる。どうするかは教室長と相談するか、教室長に判断を委ねる。
- 雑談を入れて、授業に入ることができた。他の生徒にも同様に雑談から入るようにしたい。
