ウクレレを購入してからおよそ3週間が経ちました。
ほぼ毎日練習しています。熱量は手に入れたときから若干下がっていますが、むしろ細く長く続けていければと思います。
途中、家に訪れた甥っ子の遊び道具になりましたが(運良く)壊れていません。発見されたときは「しまった!」と思いましたが、時すでに遅し。楽しげにジャカジャカと弾いているのを見て、微笑ましくもあり、内心ヒヤヒヤもしていました。甥っ子たちはしきりに「ギター」と呼んでいました。
練習の成果は?
8ビートでの演奏ができるようになりました。コードは簡単なものしか覚えていません。
弾ける曲は「踊るポンポコリン」や「ルージュの伝言」ですね。
8ビートで弾けるとテンポがよくなり、演奏が更に楽しくなりました。
今は、8ビートでのカッティングの練習をしています。
難しいですが、せっかくならカッコよく弾けるようになりたい……
休憩として簡単なコードで弾ける曲を挟みながら、気長にやっています。
練習を重ねることで、技術の体得やモチベーションを維持・向上するための言葉がけを考えるきっかけになりました。
「できる」と「できない」の反復横跳び
練習をすれば右肩上がりでできるようになるわけもなく、「できる・できない」の間で反復横跳びをするように「できる」と「できない」をいったりきたりします。そして徐々にできる方に寄っていくというイメージです。
ちょっと「できた」瞬間に光を見つけ、次のときには「できなく」なっている。それに一喜一憂しながら練習していきます。技術の体得とはそのようなものなのでしょう。
生徒に何か技術を体得させるときには、教える側がそのことを理解して焦らずにいきたいです。
どんな言葉をかけてほしいか
できないことが続くときにはモチベーションは下がります。そういうときにどんな言葉をかけてもらいたいかを考えました。
- 諦めかけて、もうダメだとなっているときに、「今はまだだけど、練習を重ねていけばきっとできるはずだ!」という言葉。
- 「『できる』と『できない』を繰り返しながら、徐々に『できる』ことが増えていくんだよ」と、練習の過程を俯瞰で見てくれて、励ましてくれる言葉。
- 行き詰まっているときに、「ちょっと休憩して気分転換したら?」という言葉。
- 悪戦苦闘しながら集中して取り組んでいるときに、「言葉はかけずに、見守る」という行動の選択。
- できた瞬間に、できたね!という言葉と共に一緒に喜んでくれる。
自分がウクレレの練習で感じたことを、生徒へかける言葉を考える時に役立てられればと思います。