『たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」』を読み終えました。
以下、メモ。
生徒に「質問づくり(QFT)」の機会をつくることで、劇的に生徒の学習への向かい方が変わるという内容の本。
授業のなかでの「問い」というと、私の場合はまず「発問」をイメージがします。それを生徒に渡し、生徒自身が「問い」を持ち、文章や単元に向かうという感じでしょうか。
本書の中に国語での実践は書かれていませんが、以下の号の『教育科学 国語教育』に実践がまとめられているということで取り寄せました。
実践は中学国語1年生の文学的文章である『少年の日の思い出』
生徒自身が問いをつくり、自分たちで答えを見つけながら、文章を読み深めていることがわかりました。
この学習活動で大事だと思うのは、最後の振り返りです。
どのような質問が良い質問なのか、どう話し合いを進めたらよかったのか、そのような質問づくりを俯瞰して振り返ることでメタ認知の力を養うことが大事だと思います。
具体的にどのような授業で実践すればよいのかは正直まだイメージできません。
特に作られた問いをどのように扱うのかという点をどうすればよいか悩みます。
『たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」』を読んでいる。手順が厳格に決まっているからこそ、その意図や背景を読み取るようにしたい。そう思うくらい、興味が湧く実践。やってみたい。
— ハチハム (@hachi_koooh) 2023年1月31日
質問づくりをしたあとの「質問」はどうするんだろう。実際に生徒が話し合いや探求の活動を通して、答えを考えるんだろうか。もしくは、授業での問いに設定するとか?質問を作ってそのままだともったいないしな。
— ハチハム (@hachi_koooh) 2023年1月31日
けれど「問い」をもつ力はこれからの社会を生きていく上で大事な力だとは思うので、なんとか実践はしてみたいです。